【USB-TypeCの種類】同じ見た目でもケーブルによって機能が変わるUSB-Cケーブルの種類を解説

USB-Cケーブル種類比較

スマホやパソコン、ガジェット等に搭載されることが増えてきたUSB-TypeC端子ですが、
形状は同じでも出来る事がそれぞれ異なってきます。

今回はどのケーブルでどんな事が出来るのかという事を実際に販売されているケーブルと一緒にご紹介いたします。

この記事では以下の事が分かります。

・USB-TypeCの種類と出来る事
・高速充電が出来てコスパの良いケーブル
・ディスプレイ出力が出来てコスパの良いケーブル
・Thunderbolt3対応していてコスパの良いケーブル

目次

USB-TypeCの種類

ざっくりと種類・特徴をまとめました。これだけ種類がありますが、端子の見た目は全く同じです。

ケーブル名称(機能)出来る事
USB2.0対応ケーブル低速な通信・転送速度
USB3.2 Gen1x1(USB 3.1 Gen1対応ケーブル)中速な通信・転送速度
USB3.2 Gen2x1(USB 3.1 Gen2対応ケーブル) 高速な通信・転送速度
USB PD(Power Delivery)対応ケーブル電源供給(充電)が可能
Displayport対応ケーブル映像出力が可能
Thunderbolt対応ケーブル超高速な通信・転送速度で上記の機能を全て搭載している

詳細は以下本文をご確認ください。

USB2.0・USB 3.1 Gen1・USB 3.1 Gen2・USB3.2とは何か

この4つはデータの通信・転送等の速度を表していると考えてもらえれば大丈夫です。
具体的な速度は以下表を参照ください。

種類転送速度接続インターフェイス
USB2.0480Mbps
USB 3.2 Gen1x1(USB 3.1 Gen1)5Gbps
USB 3.1 Gen2x1(USB 3.1 Gen2)10Gbps
USB 3.2 Gen1x1
USB 3.2 Gen1x2
USB 3.2 Gen2x1

1000Mbpsが1Gbpsなので数値上、USB 3.1 Gen1はUSB2.0の10倍以上の速度が出ます。

「スマホからパソコンにデータ転送する」という作業を例にあげると、USB2.0だとパソコンにデータが届くまで時間がかかり、
USB 3.1 Gen2 だとパソコンにデータが届くまでが速いといった感じです。

USB2.0がデータの通信・転送速度が遅く、 USB 3.1 Gen1,2 に上がっていくにつれて
データの通信・転送速度が速くなっていくと覚えてください

USB PD(Power Delivery)とは何か 対応ケーブルは?

USB PDとは簡単に言うと、高速で充電が出来る規格の事です。

数字で表すと100Wでの充電が可能になりました
これによりパソコンへの充電も現実的になりました

USB-Cが出る前のUSBでは7W程度の充電しか出来ず、パソコンの充電にはとても時間がかかっていました。
(パソコンの充電器の出力は45W~のものが多い)

USB PDの登場によりノートパソコンに付属している大きなACアダプタを使わずに良くなるようになり、
さらにスマートフォンの充電も兼ねる事が出来るようになりました。

PD対応ケーブルでおすすめのケーブルはNIMASOのケーブルです。

このケーブルは100Wの出力が可能でかつ価格が安い為、PD対応のケーブルを探している方全員におすすめ出来ます。

因みにNIMASOはスマホの周辺機器やケーブルなどを扱う格安メーカーです
ケーブルに関してはANKERよりも安い事が多いです

Displayportとは何か 対応ケーブルは?

Displayportとは通常HDMIケーブル等のディスプレイと接続するためのポートを表しますが、
USB-Cにも同じ機能を持ったケーブルがあります。

つまり

HDMIケーブルがなくともUSB-Cケーブルがあればディスプレイにパソコンやスマホの画面を表示することが可能です

私がおすすめするケーブルは以下のUSB PDとDisplayport対応のケーブルで、
ディスプレイに接続しながら充電をすることも出来るというケーブルです。

Thunderbolt3とは 対応ケーブルは?

Thunderbolt3とは今までのUSB-Cよりもさらに性能が向上した規になります。

具体的な数値で言うと

USB-Cの最高速度を持っていた USB 3.1 Gen2 よりも4倍も速い40Gbpsもの速度

です。

ただしThuderbolt3に対応していればすべてのケーブルが40Gbps程度の速度を出せるわけではなく

ケーブルの長さが0.5mを超えると20Gbpsの速度まで落ちてしまうパッシブケーブルというケーブルもあるので要注意です。

また、転送速度だけではなく、PDやDisplayport等に対応している製品が多く、ハイブリッド型の規格となっています

以下ケーブルが私のおすすめするケーブルです。

格がく、1mの長さであっても40Gbpsでの通信ができ、PD、Displayportにも対応しております。

最後に

現在はUSB-AやmicroUSBなども含めて沢山の種類のUSB規格が存在していますが、そのほとんどがUSB-Cで出来るようになってきています。
近い将来、USB-Cだけに統一される日も来るかもしれませんね

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